【写真レポート】6/9(土)に「豊川海軍工廠平和公園」が開園!全ての施設の見学にはガイド参加が必須


6月9日に豊川市に新たに開園した公園に行ってきましたよ。

スポンサーリンク




豊川海軍工廠平和公園


「豊川海軍工廠の戦争遺跡を保存活用し、海軍工廠の歴史から平和の尊さを学ぶ場」として、平成26年から計画が進んでいた、豊川市の平和公園が平成30年6月9日に開園しました。

「かつて東洋一の兵器工場とも称された豊川海軍工廠」のあった場所で、当時から残っている遺跡や新たに整備された施設でその歴史を学ぶことができるようになりました。

今までは、終戦の日前後に限られた公開となっていましたが、今回の整備で常時その現場を見て、学ぶことができるようになりました。

施設概要

  • 住所:愛知県豊川市穂ノ原三丁目13-2
  • 開園時間:午前9時~午後5時
  • 休園日:火曜日(祝日の場合は開園)・年末年始(12/29~1/3)
  • 入園料:無料

写真レポート

開園から1週間ほど経った公園の様子を見てきましたので、写真を交えて紹介します。

豊川市平和交流館


豊川海軍工廠の歴史や遺跡をパネルや資料で学ぶことができます。
語り継ぎボランティアの拠点施設でもあり、園内ガイドの予約等もこちらで行えます。

無料(利用後に返却)のコインロッカーも用意されていて、徒歩や公共交通機関等で来援した際には、手荷物を一時的に預けることもできそうです。

園内 センター広場


園内は大きいものとして「旧第一火薬庫」と「旧第三信管置場」が左右に配置される形になっていますが、その中心にはセンター広場として大きく開けた空間になっていました。

旧第一火薬庫

旧第三信管置場


ここを覆っている土塁の上に展望デッキも設けられていて、園内全体を見渡すことができます。

施設をすべて見学するには園内ガイドが必須

今回は、時間の都合上自分で園内を一周りしてきましたが、全ての施設を見学するには語り継ぎボランティアによって毎日数回開催されている「園内ガイド」に参加する必要があります。

上の画像でもありますが「旧第一火薬庫」は、構造物に土がかぶさっていますが、そのコンクリートでできた構造物に近づくことはできません。

「旧第三信管置場」も、外から眺めることはできますが、施設の内部に入ることはできません。

この2つの大きな遺跡の内部に入るには、園内ガイドに参加する必要があります。

語り継ぎボランティアによる園内ガイド

  1. 受付前(集合)
  2. 案内板
  3. 火薬庫
  4. 信管置場

コースは大きく4つの流れで進み、園内の遺跡類をすべて細かく回るものではないかと思いますが、大きな施設を回りその説明を受けることができるようです。

園内ガイドは1日5回

  1. 10:00~
  2. 11:00~
  3. 13:30~
  4. 14:30~
  5. 15:30~

日にちによっては変わる場合もあるかもしれませんが、現在確認できる限りでは上記の時間で1日5回開催されているようです。

園内には遊具もあり!

写真を撮り忘れましたが、簡単な遊具(滑り台など)もあります。また絵日記「工廠のあんちゃん」のパネル展示コーナーもあり、子どもと一緒に学ぶきっかけともなるかもしれませんね。

園内には、車いす対応のお手洗いや四阿も数か所あり、公園としても、大きく騒ぐことは馴染まないとは思いますが、開けていて気持ちのいい場所になっていると思います。

自動販売機は1台

飲料を販売する自動販売機(伊藤園)が1台、平和交流館の横にありました。
これからの暑くなる季節には、開けている分日陰も少なくなりそうなので、一回りする前に飲み物も用意しておいた方がいいかもしれませんね。

開園時間に注意!土日も開園

足を運ぶ際に注意しておきたいのが、開園の時間が定められている点です。
駐車場を含め公園はゲートで仕切られる形になっているので、交流館の受け付けの時間だけでなく、園内全体で9:00~17:00と定められている時間になるので注意しておいた方がよさそうです。

休園日は火曜日で、土・日曜日また祝日も開園しているので休日にじっくり回ることもできますね。

これからの豊川市の小学生は、必ず訪れる施設となるようですが、ぜひ一度・・・と言わず気持ちの良い公園として何度も訪れる中で、地元の歴史を深めていけたらよいですね。

参考リンク

豊川市 豊川海軍工廠平和公園
語り継ぎボランティアによる園内ガイド(PDF)

スポンサーリンク